2014年7月14日(月)
南木曽町土石流災害 「給水の復旧急いで」
井上議員 避難所見舞い要望聞く
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井上哲士参院議員は12日、記録的な大雨に襲われ土石流の犠牲者を出した長野県の「7・9南木曽町豪雨災害」の被害状況を調査しました。
いまだ給水もままならない避難所を見舞い、救助活動に全力をあげる自治体関係者から要望を聞き、激励しました。調査には、両角友成県議、もうり栄子、びぜん光正両前県議と地元の地方議員、野口しゅんぽう知事予定候補(「明るい県政をつくる県民の会」代表)も加わりました。
真夏日となったこの日、各地から駆けつけた多くのボランティアが、汗びっしょりになって泥のかき出しをしていました。
「水が出なくて学校が再開できない」「一刻も早く復旧を」と、関係者の努力が続けられています。取水口が破壊され、町は、仮設パイプで他の河川から水を引くことを検討していますが、土石流のあった梨子沢(なしざわ)北側一帯の断水が続いています。
役場での懇談で宮川正光町長は、「台風8号の接近に備えた協議のさなかに、土石流に襲われた。すごい振動だった。土石流が起きてから避難勧告を出した。未来ある子が亡くなってしまった」と語りました。
井上議員は、「住宅の再建について、大震災や栄村の地震などの対策を求めて、運用を改善させてきました。いまの制度に当てはめて対策するだけでなく、被害の実態に合わせて対策をすることが大切です。予報態勢の強化についても、国会でとりあげたい」と述べました。