2014年7月14日(月)
オスプレイ飛来に反対
住民ら集会・行進
静岡・御殿場市
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静岡県の「東富士へのオスプレイ飛来・配備・訓練に反対する御殿場・裾野・小山の住民の会」(住民の会)が13日、米軍キャンプ富士(御殿場市)に墜落の危険性の高いオスプレイの飛来を許すなと御殿場市内で集会を開催し、90人が参加しました。終了後にはキャンプ富士周囲で反対のパレードをしました。
集会で渡辺希一事務局長は、「オスプレイはこれまでの輸送機と違う新しい武器といえる。キャンプ富士は自衛隊東富士演習場(御殿場市、裾野市、小山町)内にある。使用協定の大原則『米軍基地の全面返還』逆行は断じて許されない。飛来させないため頑張ろう」と力説しました。
山梨県安保破棄実行委員会の菅沢三郎事務局長、「米軍は東富士に来るな!出て行け!静岡県民の会」の林克代表が連帯あいさつしました。厚木基地周辺住民の会、沖縄県平和委員会、日本平和委員会の連帯メッセージが紹介されました。
パレードでは、小雨の降るもと、「オスプレイはアメリカに帰れ!東富士に来るな!」などとコール。ハンドマイクを持って英語で訴える人もいました。パレードに対して、キャンプ富士敷地内で米軍がパトカーを走らせ写真を撮る監視行動を初めて行っていました。
参加した男性(36)=御殿場市=は「欠陥機のオスプレイが市内上空を飛ぶなんて怖い。住民の不安の声を聞いて飛来中止してほしい」と話しました。
「住民の会」は、オスプレイが飛来する15日から飛び立つとされている18日まで監視行動を行う予定です。