2014年7月14日(月)
解釈改憲の閣議決定 撤回を
つなぐ手、国会包囲
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集団的自衛権の行使を容認する「閣議決定」を強行した安倍内閣に対して13日、「閣議決定」の撤回を求める国会包囲大行動が行われました。3000人(主催者発表)が参加し、「9条壊すな」「安倍はやめろ」と手をつなぎながらコールしました。呼びかけたのは「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」と「戦争をさせない1000人委員会」です。
「閣議決定後に、学校で自分たちが戦争に行くかもしれないと議論になった」と話す埼玉県狭山市の男子高校生(18)の姿も。
日本弁護士連合会の上柳敏郎憲法問題対策本部事務局長、千葉大学の栗田禎子教授、「立憲デモクラシーの会」呼びかけ人の中野晃一上智大学教授らがスピーチしました。
「憲法に反する法律や決定は無効です。憲法にもとづいてたたかっていきましょう」(栗田氏)、「主権者である私たちが政府の暴走を止め、民主主義を取り戻さないといけません」(中野氏)などと訴えました。
東京都北区から参加した会社員の男性(30)は「僕たちが行動し続ければ何かが変わるかもしれないと思って参加しました。こういった行動がもっと全国に広がってほしい」と話しました。
日本共産党の吉良よし子参院議員がスピーチしました。
きょう・あすの国会行動の予定
集団的自衛権の行使を容認する「閣議決定」の撤回を求める国会行動が呼びかけられています。
▽14日(月)正午から、衆院第2議員会館前=「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」と「戦争をさせない1000人委員会」の呼びかけ
▽同午後6時半から、国会正門前=「戦争する国づくりストップ!憲法を守り・いかす共同センター」の呼びかけ
▽15日(火)正午から、参院議員会館前=実行委と1000人委の呼びかけ