「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2014年7月13日(日)

台風特別警報中 飲酒の市長

抗議受け居直り

沖縄・宮古島

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 沖縄県宮古島市の下地敏彦市長が、台風8号による「特別警報」の発令された7日に市幹部職員らと市長室で飲酒していた問題で、市議会野党議員連絡会は11日、市民への謝罪とともに責任を明らかにするよう求め、市長に厳重抗議しました。

 下地市長は7日午後6時ごろから、自ら飲酒し、職員にも酒を提供。宮古島地方に全国で初めて「特別警報」(暴風・波浪)が出された後(6時20分)も7時半まで酒席を続けていました。市長は、地元紙の取材に対し「少し酒を飲んだ。許容範囲ではないか」とのべています。

 日本共産党の上里樹(たつる)市議ら3人は、下地市長に「台風が迫り、市民が不安の中でその対策に追われる状況にもかかわらず、市民の生命・財産を守るという最も責任ある立場の市長(災害対策本部長)の行為は市民の信頼を裏切るものだ」と批判した抗議文を手渡しました。

 下地市長は謝罪どころか、風が強まり始めた同日午後7時半ごろに自宅へ戻った行為を「無責任」と非難されたことに憤慨。「市の災害対策マニュアルに従ったまでだ」と居直りました。

 上里市議らは「当初、50年に1度という災害が予想されていたはず」とのべ、マニュアルの範囲内でない対応が必要とされていたとして、市長の姿勢をただしました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって