2014年7月13日(日)
「ガザ虐殺」抗議
イスラエル大使館前米市民らが声上げる
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【ワシントン=洞口昇幸】イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの空爆で多数の市民の死傷者が出ている問題で11日、ワシントンのイスラエル大使館前で米国在住のパレスチナ人やユダヤ人を含む市民ら数百人が集まり、空爆の停止と平和的解決、同自治区への占領・抑圧政策の転換を求めて、抗議の声を上げました。
抗議行動では、「ガザでの虐殺はやめろ」「戦争犯罪と分離壁政策の終えんを」「爆弾も占領も殺人もいらない」などと書かれたプラカードやパレスチナの旗が林立しました。
次から次へと参加者が訪れ、開始から2時間が過ぎても「パレスチナに自由を」とのシュプレヒコールが鳴り響いていました。
親戚がイスラエル国内の同様の抗議行動で治安部隊に拘束されたと語るユダヤ人のラナ・ハワさん(33)は、「大虐殺ではなく、パレスチナ人とは助け合いをすべきです。すべての関係者は平和に向けた取り組みを前進させてほしい」と語りました。