2014年7月12日(土)
「教え子を戦場に送るな」
北海道 元公立高校長7氏呼びかけ
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北海道の公立高校元校長7人が11日、安倍政権による集団的自衛権行使容認の「閣議決定」に対して、教員たちに向けて「『教え子を再び戦場に送るな』を今こそ」との「呼びかけ」を発表しました。
呼びかけたのは、関原暉(元札幌南陵高校長)、小関高士(元小樽商業高校長)、平山耕佑(元岩内高校長)、卜部喜雄(元網走向陽高校長)、額田実(元栗山高校長)、松本徹(元苫小牧工業高校長)、藤原宏樹(元佐呂間高校長)の7氏。
「呼びかけ」は、安倍政権による集団的自衛権行使容認強行について「この重要な変更を、自民党・公明党が『密室』で協議し、国民に諮ることなく決定することは断じて許されません」と批判。すべての現職教員、退職教員に向けて「教え子を再び戦場に送るな」を今こそ心に刻み、勇気を持って行動することを呼びかけています。
記者会見した卜部氏らは「私たちの決意と逆の事態が進行しようとしている。いま黙っていたら、戦前と同じように教え子を戦場に送り出すことになる。『閣議決定』で終わりではない。教員のなかに反対の声を広げていきたい」とのべました。