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2014年7月6日(日)

“戦争は避けなくちゃいけない”

自民党千葉県連元幹事長 金子氏、東京大学大学院教授 小森氏対談

千葉大学九条の会

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(写真)若者に向けて訴える金子さん(左)と小森さん=5日、千葉県市川市

 「戦争やいまの政治を、若者も自主的に学んで議論しなければ」と千葉大九条の会は、自民党千葉県連元幹事長の金子和夫さん(88)と、東京大学大学院教授の小森陽一さん(「九条の会」事務局長)を招き5日、対談企画「戦争と9条を語る」を開きました。会場となった同県市川市にある金子さんの事務所には約35人の若者が詰めかけ、満員となりました。

 千葉県議を30年務め、戦時中は南方戦線に出征したと紹介された金子さんは「自民党幹部ですが、戦争は避けなくちゃいけないと考えている」と強く訴えました。

 戦争へと突き進んだ当時の東条英機内閣と、いまの安倍内閣を比べ「東条内閣より危険ですよ。閣僚に誰も止める人がいないから」と指摘しました。「自分のかわいい子どもを『赤紙』一枚で出しますか。安倍首相は口ではきれいなことを言うが、戦争とは人がやるものです」と語りました。

 小森さんは、これからのたたかいが重要と指摘し、「これから出てくる(自衛隊の海外での武力行使を可能にするための)法案の一つひとつに対して、私たちが多くの人と声を上げられるかが問われている」と話しました。


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