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2014年7月6日(日)

「しんぶん赤旗」ここが読みどころ

フェアプレーに着目

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(写真)「赤旗」日刊紙6月26日付14面に掲載された「フェアプレーの風」

 サッカーのワールドカップ(W杯)報道が好評です。現地の取材団による試合評やコラムに、読者から「スポーツ欄はあたたかくて好感が持てます」「他紙と観点が違う」などの反響が寄せられています。

 「しんぶん赤旗」は、スポーツの価値を高めるフェアプレー精神を重視しています。その観点で、日本の予選敗退が決まったコロンビア戦の直後の場面をコラムにしました。

 ピッチに座り込む長友佑都選手を、コロンビアの選手たちが次々と励ましました。力をつくした者同士の友情を示してくれた同国選手のふるまい。記者はその光景に着目して、「フェアプレーの風」を書きました。

 スポーツのゆがみを正す報道にも力を入れています。

 日本の初戦(対コートジボワール)の開始時間を現地の午後4時から午後10時に変更した問題について、「赤旗」は日本のテレビ放送の都合を優先したと批判しました。

 言葉の使い方にも、こだわっています。

 国内のサッカー報道は「決勝弾」「敵将」などの言葉があふれています。これらは、競技を通して対戦相手と友情をはぐくみ、平和な社会づくりにも貢献するスポーツの精神と相いれません。

 これからもスポーツ本来の魅力を伝え、スポーツ文化を豊かに根づかせていく報道を心がけていきます。

 (スポーツ部)


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