2014年7月3日(木)
集団的自衛権行使容認の閣議決定
「撤回のため私も」 東京・新宿で党宣伝に反響
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日本共産党中央委員会は2日、東京・新宿駅西口で、「海外で戦争する国」をめざす安倍政権の集団的自衛権行使容認にむけた閣議決定の撤回を求める緊急宣伝をしました。笠井亮衆院議員、紙智子参院議員、小竹ひろ子都議が訴えました。
長く立ち止まって演説を聞く人や、1日に発表した志位和夫委員長の声明ビラを受け取る人が多く、注目を集めました。
声明をじっと読んでいた東京都東久留米市の自営業の女性(53)は「私も2人の子どもがいます。戦争する国になるのではと不安です」と語りました。
紙氏は、集団的自衛権とは日本の防衛と関係なく「海外で戦争する国」への道を開くものだと批判。笠井氏は「憲法違反の閣議決定を断じて許さない。撤回を求めるたたかいや世論を広げに広げましょう」と呼びかけました。
川崎市の女性(49)は「戦後、憲法9条があるから、自衛隊は殺し殺されてこなかった。閣議決定はこの日本の宝を壊すものです。私も閣議決定の撤回のためにできることをやっていきたい」と語りました。