「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2014年6月29日(日)

“戦場に行くのは若者”

集団的自衛権の危険訴え

山下書記局長

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 日本共産党の山下芳生書記局長は28日の東京・渋谷のハチ公前での演説で、「若いみなさん、ぜひ聞いてください。集団的自衛権とは他国のために戦争するということです。実際に戦場に行くのは安倍首相や大臣じゃない。自民党や公明党の議員でもない。あなたたち若者です」と語りかけました。

 山下氏は、2001年のアフガン戦争で集団的自衛権の名の下で派兵されたアメリカの同盟各国では多くの戦死者が出たこと、息子を失ったイタリアの父親が「遠い砂漠の国に息子が派兵されたのは本当に国を守るためだったのか」と痛苦を込めて語ったことを紹介。「戦闘地域に行けば必ず戦死者が出る。若者の命がかかっている問題を、若者や国民に何の断りもなく一内閣が決めていいわけがない」と強調し、解釈で憲法を壊す動きに党として全力でたたかうと述べました。

 署名した39歳の男性は「自分は学生時代、共産党と対立していましたが、今は立場を超えて一致して声をあげなきゃいけないと考えています。嫌韓・嫌中で危機感をあおって、アメリカの起こす侵略のための戦争に参加しようとしている政府のやり方を許してはいけない」と話しました。

 党中央委員会主催の緊急宣伝は来月1日まで連日行われます。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって