2014年6月28日(土)
再稼働はありえぬ 官邸前行動
|
|
首都圏反原発連合(反原連)は27日、首相官邸前抗議行動を行いました。川内(せんだい)原発(鹿児島県)の再稼働をねらう安倍内閣に対し、2400人(主催者発表)の参加者は「川内原発再稼働反対」「原発やめろ」と声をあげました。時折、雨が降るなか、続々と参加者が官邸前に駆けつけました。
東京都港区の会社員の男性(37)は「“原発いらない”という圧倒的な国民の声を無視して再稼働なんてありえない。安倍政権に怒り心頭です」と話します。
千葉県船橋市の男性(60)は、仕事帰りに参加。「大飯原発(福井県)の運転差し止め判決に勇気をもらいました。官邸前をはじめ全国の運動が判決に影響していると思います。私も粘り強く参加していきたい」と語ります。
山形市から初めて参加した男子学生(20)は「原発は早急にやめてほしい。再稼働も輸出も安全を犠牲にしている。原発ではなく、自然エネルギーにかえるべきだ」。
笠井・吉良両氏訴え
日本共産党の笠井亮衆院議員と吉良よし子参院議員は27日、首相官邸前抗議行動でスピーチしました。
吉良氏は、電力会社の株主総会で原発ゼロを求める株主提案が否決されたことを批判、「原発は廃炉に」と訴えました。
笠井氏は、「政府がやるべきことは、再稼働を断念して、ただちに原発ゼロを決断することだ」と力を込めました。