2014年6月26日(木)
「川内」再稼働反対 人口過半数に
鹿児島・いちき串木野 避難計画に不安
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川内(せんだい)原発1、2号機の立地する鹿児島県薩摩川内市に隣接し、全域が30キロ圏内に入る、いちき串木野市で「市民の生命を守る避難計画がない中での川内原発再稼働に反対する緊急署名」が人口約3万人の半数を超える1万5464人に達しました。「避難計画を考える緊急署名の会」は24日、署名を田畑誠一市長に提出しました。
署名は、川内原発の過酷事故が起きた際、同市の避難計画では極めて不十分として、市長や議長に再稼働反対を県や九電に申し入れるよう求めています。「会」は市民の半数を目標に5月から訪問や街頭での署名集めに取り組んできました。
署名提出で石神斉也(まさなり)代表(81)は、「負の遺産を子どもや孫に残したくない。市長はこの署名を重く受け止めてほしい」と市長に求めました。「会」のメンバーも「再稼働と避難計画は対のもの。原発事故が起きてからでは遅い。市民の声を聞いてほしい」「本当に安全に避難できるかと市民の多くが不安と強い関心を持っている」と要請しました。
田畑市長は、「福島原発事故が収束をみていない中で市民は(再稼働は)不安だと思う。重く受け止める」とのべました。
日本共産党の福田道代市議が同席しました。
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