2014年6月21日(土)
学者・法曹・メディア・労組…
秘密法反対 一堂に
緊急共同会見
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秘密保護法に反対を表明してきた学者、法律家団体、メディア関係団体と労働組合、国際NGO、学生有志の会などが一堂に会して20日、国会内で緊急共同記者会見が行われました。
記者会見を呼びかけた新聞労連の日比野敏陽委員長は、秘密保護法成立以降も廃止を求める声が広がり続けていると指摘しました。
日本出版社協議会の青山賢治・出版の自由委員会委員長は「戦前の治安維持法と一致することがないように、廃止にもっていってほしい」と語りました。
日本雑誌協会の高沼英樹・編集倫理委員長は義憤にかられた内部告発が少なくなるなど「取材の蛇口を止められた状況になる」と批判。山了吉・前編集倫理委員長は全出版人で構成する全出版人大会が秘密保護法の再検討が必要だと声明文を出したと紹介しました。
日本ペンクラブの篠田博之言論表現委員会副委員長は、引き続き諸団体と共同して反対のとりくみをしていくと表明しました。
上智大学の田島泰彦教授は国会に秘密会(「情報監視審査会」)をつくる国会法改正案を「秘密を強化、追認するもの」と批判しました。