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2014年6月21日(土)

利害関係ない専門家で

生徒自殺の調査委構成員 田村議員に文科相が見解

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 日本共産党の田村智子議員は12日の参院文科委員会で、今年1月8日に長崎県新上五島町で起きた中学3年男子生徒の自殺事件について、「専門的な調査が必要な段階ではないか」と述べ、第三者調査委員会のあり方についてただしました。

 下村博文文科相は「遺族の意向や要望にそうことが重要」としたうえで、調査委の構成員は「いじめ事案と直接の利害関係を有する者ではない者」を職能団体や大学、学会からの推薦等により充てることが適切だとの見解を示しました。

 男子生徒は学校の中でリーダー的存在でしたが、「うざい」などの陰口が言われるようになり、昨年11月からはインターネットで自殺をほのめかすメッセージを事件当日まで発していました。

 同町の教育委員会は、当初アンケート調査を行いましたが、いじめはなかったと遺族に報告。その後、生徒たちの指摘から再調査が行われたものの、いじめはあったが自殺との因果関係は不明だとの報告が出ています。


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