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2014年6月18日(水)

被災者の気持ち無視

市田氏 環境相発言を批判

参院委あす質疑

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(写真)質問する市田忠義議員=17日、参院環境委

 参院環境委員会は17日の理事会で、石原伸晃環境相が東京電力福島原発事故の除染で出た汚染土を保管する中間貯蔵施設建設に向けた地元との調整に「最後は金目でしょ」と発言した問題で、19日に委員会を開くことを決めました。

 17日の委員会では、法案審議に先立って、野党側から石原環境相の発言を批判する意見が続出。日本共産党の市田忠義議員は「石原氏は会見で(発言に関し)『誤解を招いた』とおっしゃったが、誤解など誰もしていない。『最後は金目でしょ』と言ったのは事実だ」と指摘。その上で、「いまだに13万を超える人々が故郷に帰れない。そういう人たちの気持ちを全く考えない発言であり、いかに国と東電が責任を感じていないかということのあらわれだ」と厳しく批判しました。

 市田氏は19日の委員会質疑で、引き続き追及していくことを表明しました。


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