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2014年6月11日(水)

「しんぶん赤旗」ここが読みどころ

労働環境改善の運動応援

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(写真)人員不足で閉店したすき家の店舗

 「しんぶん赤旗」は、牛丼チェーン最大手「すき家」の人員不足による閉店騒動を他のメディアにさきがけて、3月28日付で報道しました。4月17日に、会社が人員不足の事実を認め、「労働環境改善」を約束させる成果につながりました。

 その後、多くのメディアが人員不足の後追いをはじめ、「赤旗」記事は、いまでもインターネット閲覧数が増え続けています。

 3月中ごろから、すき家閉店がネットで大きな話題になっていましたが、会社が事実を認める前に、正面から取り上げたのは、「赤旗」だけでした。労働組合のたたかいを応援する「赤旗」ならではの報道です。

 ネットの噂話を報道するには、しっかり事実確認する必要があります。記者2人で東京都内をまわって、実際に「人員不足」の張り出された店舗を探し出して写真に撮りました。

 すき家アルバイトが加入している首都圏青年ユニオンの協力を得て、深夜帯の1人勤務や新メニューの負担など過酷な職場実態も取材しました。

 今後、店員の増員や賃上げといった青年ユニオンの求める解決策を会社が実現するか、注目されます。

 低賃金で長時間働かせ、ぎりぎりの人員配置で休ませてくれない「ブラックバイト」が社会問題となり、日本共産党は解決のための政策を発表しています。「赤旗」では、労働組合と協力して実態を明らかにし、労働環境改善の取り組みを応援しています。

 (国民運動部)


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