2014年6月11日(水)
麻生氏 カジノ議連退会
追及の大門議員に連絡
麻生太郎財務相が、賭博場・カジノの合法化で動いている超党派のカジノ議連「国際観光産業振興議員連盟」(会長・細田博之自民党幹事長代行)を退会し、同議連最高顧問の辞任手続きを終えたことが10日、明らかになりました。この問題を追及してきた日本共産党の大門実紀史参院議員に、財務省を通じて回答がありました。
大門氏は、カジノ議連の役員名簿に、安倍晋三首相、石原慎太郎維新の会共同代表、小沢一郎生活の党代表とならんで麻生氏の名前が記載されていることについて、昨年5月16日の参院財政金融委員会で「金融担当大臣としてそぐわない」と指摘。その後、今年4月28日の決算委員会で再度追及したところ、麻生氏は「最高顧問を辞するべく議連事務局に申し入れている」と答弁していました。
財務省は10日になって、麻生氏が同議連最高顧問辞任の手続きを正式に終えたこと、あわせてカジノ議連そのものも退会したことを連絡してきました。