「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2014年6月6日(金)

韓国地方選 与野党が拮抗

ソウル市長は野党再選

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 4日に投開票が行われた韓国統一地方選挙は、17主要市・道(県に相当)の首長選で、野党・新政治民主連合がソウル市をはじめ4市5道を制しました。政権与党・セヌリ党はソウルを除く首都圏の仁川市、京畿道など8市道を占め、与野党が拮抗(きっこう)した結果となりました。

 今回の選挙は、朴槿恵(パク・クネ)政権下初の大型選挙で、2年目を迎えている同政権の中間的評価とともに、批判が高まっている客船「セウォル号」沈没事故対応への審判として、注目が集まっていました。

 人口1000万人を超えるソウル市では、現職で野党・新政治民主連合の朴元淳(パク・ウォンスン)氏が再選を果たしました。同氏は市民運動の出身で、テレビ局などの出口調査によると20代、30代の支持が厚く、変革を求める市民の期待が集まったものとみられます。当選を決めた朴元淳氏は「(これからの)4年間、ソウル市は市民が市長です。私は市民のことを考え市民の側にたちます」と語りました。

 仁川市と釜山市では、朴大統領の側近といわれる与党候補が当選。同党は、選挙前より一つ勢力を減らしたものの、市郡区の首長選では82から40以上伸ばし善戦と評する論調もあります。

 投票率は58・6%で、歴代2位の高さでした。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって