2014年6月6日(金)
共同アクションが国会行動 雨中に響く声
雇用破壊 許さない
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安倍政権がねらう労働者派遣法大改悪案の審議入りを阻止し、“残業代ゼロ”などの雇用破壊は許さないと5日夜、激しい雨が降るなか衆院第2議員会館前を中心に国会大行動が取り組まれました。全労連や全労協などでつくる安倍政権の雇用破壊に反対する共同アクション(雇用共同アクション)が呼びかけ、参加した1000人が「正社員ゼロ社会はゆるさない」「長時間労働の規制を行え」とこぶしをつき上げました。
あいさつした全労連の大黒作治議長は、安倍政権は財界の要望を反映させて、労働法制の改悪をすすめようとしていると指摘。「安倍政権の暴走を許さない国民的な世論を広げ、雇用破壊を断念させるまでたたかおう」と呼びかけました。
日本労働弁護団の高木太郎幹事長が「労働法制の改悪では、労働者のくらしはなりたたない。何としても阻止しないといけない」と連帯あいさつしました。
日本共産党の小池晃副委員長(参院議員)は派遣法改悪案について、「歴史的な大改悪であり、審議入りさせずに廃案に追い込もう」とあいさつしました。