2014年5月31日(土)
日朝政府間の合意について
2014年5月30日 日本共産党幹部会委員長 志位 和夫
日本共産党の志位和夫委員長は30日、拉致被害者らの調査で日朝政府間が合意したことについて、談話を発表しました。
日本、北朝鮮の政府間協議の結果として29日、北朝鮮が日本人拉致被害者らに関して包括的で全面的な調査をし、生存者発見の場合は帰国させる方向で日本側と協議する、日本は調査開始が確認されれば北朝鮮への制裁措置を一部解除する、などを柱とした合意が発表された。
これは、拉致問題などを解決するうえで重要な前進の一歩である。わが党は、北朝鮮が合意を確実に実行するよう強く求めるとともに、日朝双方の行動により、拉致被害者の帰国の実現をはじめ、日朝平壌宣言で合意された諸懸案が前進することを願うものである。