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2014年5月30日(金)

きょうの潮流

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 スマホ(スマートフォン=多機能携帯電話)を使い始めて2カ月になります。携帯電話と比べて高い料金が悩みの種ですが、何かと便利です▼ネット上で情報の発信や交流ができるツイッターやフェイスブック。だれもが情報の発信者になれるとともに、遠く離れて暮らす友人の近況も、投稿を見ることでこまめに知ることができます。スマホの登場で、手軽に利用できるようになりました▼利用者が増え、電車に乗ると、ほとんどの人がスマホを操作している光景をよく見かけます。時間を忘れて夢中になっている人もいれば、なんとなく時間を埋めている人もいるでしょう▼心配なのが子どもへの影響です。内閣府の調査によると、高校生の約8割がスマホを使っています。スマホなどネット依存が疑われる中高生が推計で52万人という調査結果も。ある母親は「食事中も、テレビを見たり勉強をしたりしながらも、娘の意識は常にスマホに向かっている」と心配します▼女子高生に話を聞くと「相手からのメッセージは読んですぐに返事をしなければ…と思うとやめたくてもやめられない。きりがなくて宿題が終わらないことも…」と言います。友達と一緒にいても、みんな下を向いてスマホに集中していることもあります▼上手に付き合えば暮らしや人とのつながりを豊かにできる道具ですが、便利さの陰には大きな危険性が潜んでいます。家庭や学校で子どもたちとよく話し合うと同時に、おとなも意識して使い方に気をつけたいものです。


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