2014年5月25日(日)
米軍無人機、三沢に初配備
新たな基地強化の動き
米空軍の無人偵察機グローバルホーク1機が24日午前6時すぎ、グアムから米軍三沢基地(青森県三沢市)に到着しました。国内へのグローバルホーク配備は初めて。今後、計3機が6月から10月まで、グアムからローテーション(交代)配備されます。この時期の配備は、グアムでの台風の影響を避けるため。
同機の配備は昨年10月の2プラス2(日米安保協議委員会)合意に基づくもの。要員約40人も配備されるなど、新たな基地強化につながる動きで、地元では不安の声が高まっています。
グローバルホークは米本土からの遠隔操作などで、約1万8000メートルの高高度を長時間飛行する大型の無人偵察機。防衛省も2015年度中の導入を検討しています。
日本国内での運用にあたり、米軍は日本側に飛行計画を提出しますが、無人機運用に関するルールは確立されておらず、民間機との異常接近など事故の危険も指摘されています。