2014年5月24日(土)
海外参戦 君は YES or NO
反対シール 若者真剣
東京・渋谷 民青よびかけ
安倍政権が解釈改憲による集団的自衛権行使容認を狙うなか、日本民主青年同盟(民青)中央委員会は23日、東京・渋谷駅前で集団的自衛権行使の是非を聞くシールアンケートを呼びかけました。
世界に逆行 人が死ぬのいや 容認したら次は…
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田中悠委員長が「若者が海外に出て血を流すということがリアリティーをもってきました。若者を戦争にかりだしてはいけないと訴えています。ご協力ください」と訴えました。
「反対」にシールを貼った東京の男子学生(19)は「世界的に友好的になろうとしているときに、日本だけ逆行するのはどうかなと思うんです。いま自衛隊が軍隊になってしまったら、逆に攻撃の対象になってしまう」と話します。
千葉の男子学生(21)は、話し合いで紛争を解決できるかどうかは疑問としながらも、集団的自衛権の行使には「反対」しました。「いまの日本は危機にひんしていないのだから、行使する必要はないですよね。このまま容認しちゃったら、次はもっと積極的に戦争に参加するようになるんじゃないか。いまセーブしないと危ないと思う」
同じく千葉のフリーターの女性(26)は「身内でも他人でも、人が死ぬのがいや。わざわざ戦争に出る必要はない」、友人と待ち合わせていた東京の会社員の女性(30)は「争いごとは好きじゃない。基本的には穏便に済ませるのがいいと思う」とそれぞれ「反対」にシールを貼りました。
大阪から来ていた20代の女性カメラマンは、妊婦の撮影が主な仕事だと言います。民青のメンバーに「安倍首相はお母さんや赤ちゃんを守るために必要だと演説した」と聞き、「そんなのはおかしい」と「反対」にシールを貼りました。「友達の夫が自衛官。死んでほしくない」と話しました。