2014年5月21日(水)
「解釈で戦争なんて 」
集団的自衛権 反対署名に若者ら次々
東京・新宿駅西口 山下書記局長訴え
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日本共産党は20日、全国各地で集団的自衛権行使容認に反対する署名を呼びかけました。東京・新宿駅西口では山下芳生書記局長を先頭に、「若者が海外で血を流す国づくりを許さない」と訴え。通行人や若者が次々と足を止め、40分あまりの行動で140人が署名しました。
「若い皆さん、あなたは海外の戦争で血を流しますか。女性のみなさん、息子や夫、恋人を海外の戦争に送り、血を流させたいですか」。山下氏は、安倍内閣がすすめる集団的自衛権行使容認の狙いについてこう問いかけ、「かつての侵略戦争の深い反省の上に立った憲法9条は世界に誇る宝。9条の力で世界の平和に貢献する新しい日本をつくろう」と訴えました。
足を止めて聞き入り、演説後の山下書記局長と話をした女性(20)=役者志望=は、戦争を題材にした舞台をきっかけに戦争に興味を持ち始めたといいます。署名に応じた女性は「話を聞いて、憲法9条があるにもかかわらず解釈で戦争をしようとすることに反対と決めました」。
ストリートミュージシャンの男性(39)=東京都小金井市=は「安倍政権は今までの政権に比べ右に大きくシフトしている」と署名。「集団的自衛権は集団的戦争権だと言いたい。共産党は国会で告発し、9条を守る統一戦線をつくってほしい」と力を込めました。
街頭では署名と同時に「集団的自衛権の行使容認」に関するシール投票を呼びかけ、「反対」42で「賛成」5を上回りました。
米倉春奈東京都議も訴えました。