2014年5月18日(日)
ルネサスリストラに反撃
かながわ対策会議が発足
大手半導体メーカー、ルネサス・エレクトロニクスがねらう事業所閉鎖や大リストラに反撃し、雇用と地域経済を守ろうと、「ルネサスリストラかながわ対策会議」が17日、発足しました。支援の輪を広げて職場でのたたかいをすすめる決意が表明されました。
川崎市で開かれた結成総会には、神奈川労連や川崎労連、電機・情報ユニオン、各団体や地域の代表らが参加しました。
ルネサスは、神奈川県にある玉川事業所(川崎市)と相模原事業所、兵庫県にある北伊丹事業所を閉鎖し、5400人の人員削減、6000人の広域配転を計画、実施しています。
主催者あいさつした神奈川労連の山田浩文事務局長は、くらしを無視した転勤、早期退職は大企業の横暴だと批判し、「リストラ反撃の一歩をふみだそう」と訴えました。
電機・情報ユニオンの米田徳治委員長は、「国の資金が投入されるもとでの大リストラは、国政にかかわる」と強調しました。
現場で働く労働者、相模労連の代表らが発言。日本共産党の大庭裕子川崎市議が、自治体の役割も明確にさせるなど議会でのたたかいを強める、とのべました。
北伊丹事業所の閉鎖に対しても、「ルネサスリストラから雇用と地域経済を守る連絡会」の結成が予定されており、準備会からメッセージが寄せられました。