2014年5月6日(火)
こどもの日に「装甲車」
大分 自衛隊、中止応じず展示
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大分市の文化施設コンパルホールは5日、こどもの日のイベント「はたらく車大集合!」に自衛隊車両を展示しました。市民から「暮らしにかかわる『はたらく車』には当たらない」などの声が寄せられ、日本共産党市議団(福間健治団長、3人)が展示中止を求めていたものです。
陸上自衛隊別府駐屯地の軽装甲機動車と偵察用オートバイの2台は、消防車やパトカー、地震体験車などと並んで展示されました。その横で、迷彩服姿の隊員3人が親子連れに声をかけ、試乗を呼びかけていました。
見学した新日本婦人の会大分支部の清水和代さんは「戦争の道具は子どものすこやかな成長に一番そぐわないもの。こういう市民への接近の仕方も問題です。声を広げ来年はやめさせたい」と話しました。