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2014年5月5日(月)

「私そっくり」仮設住民

漫画家 清つねおさんが似顔絵

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写真

(写真)清さん(中央)に描いてもらった似顔絵を持つ被災者たち=3日、いわき市

 富永一朗漫画大賞受賞やテレビ番組に出演し活躍する漫画家の清(せい)つねおさんは3日、福島県いわき市の仮設住宅を訪れ、被災者の似顔絵を描き、励ましました。仮設住宅には、楢葉町から避難している障害者施設グループホーム憩いの家の入所者が暮らしています。

 「よくにている」「プロの漫画家に描いてもらえて幸せ」「楽しかった。気持ちが和みました」と、被災者たちは大型連休の一日を楽しみました。

 グループホームの運営に携わる女性(73)は「仮設に避難しているから、巡り合えるのですね。気持ちが明るくなりました」と喜びます。「避難生活が3年も過ぎました。くよくよしていても仕方がない。前向きに生きていきます」

 清さんは「大震災と原発事故が起きた当初は、被災者は住まいのこと、日々の暮らしの事など生き抜くことで精いっぱいだったと思います。2年前から、生きることに力となるようにと似顔絵を描いています。被災者が楽しんでくれてよかった」と話しました。


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