2014年5月4日(日)
アフガン型でも参戦
集団的自衛権で笠井氏
日テレ系
日本共産党の笠井亮衆院議員・政策委員会副責任者は3日、日本テレビ系「ウェークアッププラス」に出演し、集団的自衛権の行使容認をめぐり討論しました。
集団的自衛権の「限定的容認」の主張について笠井氏は、「憲法9条は国際紛争を解決する手段として武力を使わないと明記している。たとえ限定的であろうと『戦争しない国』から『海外で戦争する国』への大転換になる」と指摘。「自民党の石破幹事長は『スタート段階は限定とし』『地球の裏側だって行くことはありうる』と言っている。何の歯止めもない」と批判しました。
自民党の中谷元・衆院議員が、「9・11テロ後のアフガン戦争に日本は協力できなかったが同盟国として支援するべきだ」と述べたのに対し、笠井氏は、「結局、限定的ということで穴をあけると、アフガン型戦争でも自衛隊は米軍と一緒に戦闘に参加することに道を開く。さらにイラク型戦争でも多国籍軍に参加することになる」と述べました。