2014年4月28日(月)
堺青年革新懇が発足
“名物電車”借り切り結成総会
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「政治のこと、未来のこと、なんでも話そう」と堺市で青年革新懇が27日、発足しました。「広げよう革新懇運動の輪」と頭上に手で輪をつくる青年たち。堺の名物で府内唯一の路面電車を借り切って行われた結成総会では、明るい笑い声が響きました。
青年でつくる革新懇の誕生は全国で20番目、市町村単位での結成は珍しいといいます。
結成されたのは「Meeting Sakai」(ミーティング・サカイ)、堺市に住んだり勤めたりする40歳までの青年が集います。
結成のきっかけは2年前、大阪市で日本共産党の志位和夫委員長を招いて開かれた「青年トークセッション」でした。辰巳孝太郎さん(党参院議員)を迎えた手巻きずしパーティーや原発の映画鑑賞会などで学習を重ね、「政治に翻弄(ほんろう)される青年から政治を変える青年」に成長してきました。
総会に参加した青年は、「気軽に参加できて、友人・知人も誘いやすい」と口をそろえます。
代表世話人に就いた山中信孝さん(37)は朝、娘に「どこ行くの」と聞かれ苦笑しながら「革新懇運動行ってくるわ」と答えたことを紹介。「子どもたちの時代には『ああ、世の中良くする運動のことやな』とみんなが分かるような社会にしたい」とあいさつしました。