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2014年4月28日(月)

安倍「憲法破壊」止めること

沖縄基地シンポ 大江健三郎さん講演

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(写真)シンポジウム「沖縄の問いにどう応えるか」。右は講演する大江氏=26日、東京都千代田区

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 「沖縄の問いにどう応えるか―北東アジアの平和と普天間・辺野古問題」をテーマとするシンポジウムが26日、東京都の法政大学で開かれました。主催は「普天間・辺野古問題を考える会」(代表・宮本憲一大阪市立大学名誉教授)で、法政大学沖縄文化研究所が共催したものです。

 作家の大江健三郎さんが「考え続けていること」と題して講演。「今、沖縄と本土の連帯のためにできることは、安倍政権が進める集団的自衛権行使容認による憲法9条と民主主義の破壊を止めることです」と述べました。

 1月に「辺野古の海兵隊基地建設反対」の声明を出した海外の識者の一人、オーストラリア国立大学名誉教授のガバン・マコーマックさんは、世界に沖縄の問題を知ってもらい国際的な支援をしたいと述べ、声明への賛同署名が1万人を超えたと報告。アメリカでは、沖縄の住民の反対が根強いことから、辺野古以外の方策も考えるべきだという意見がでていると述べました。

 さらに、安倍政権の教科書検定への介入、秘密保護法の強行採決をあげ、「戦前の国家主義に回帰しようとする政策は、世界の不可逆的な変化に逆行する」と指摘しました。

 琉球大学教授の我部政明さんが講演し、沖縄国際大学の佐藤学、琉球大学の島袋純両教授など7人の研究者が発言しました。


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