「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2014年4月25日(金)

消費税増税ストップ

「負担が一気に増えた」 抗議の宣伝

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)消費税増税で「家計が苦しくなった」に、ボードを支えてしっかりシールを貼る女性=24日、東京都豊島区

 消費税廃止各界連絡会と消費税をなくす全国の会は24日、安倍政権がすすめる消費税の大増税路線に反対する街頭宣伝を東京都内でそれぞれおこないました。「安倍首相にふざけるなといいたい」「家計の負担は一気に増えた。10%なんて冗談じゃない」。通りかかった若い母親や高齢者らが怒りの声をあげました。

 巣鴨駅前では、消費税をなくす全国の会と同東京の会が、消費税増税の家計負担についてシール投票をおこないました。「家計が苦しくなった」が72人、「少し苦しくなった」が30人。「あまり感じない」は4人でした。

 「消費税も物価も上がり、どうやって暮らせというのか。本当に悔しい。安倍首相の政治が悪い」。怒りを口にしながらシールを貼った女性(74)=埼玉県川口市=は、自民党の事務所に電話して年金引き下げに抗議した、といいます。

 新宿駅前では、消費税廃止各界連絡会が「力を合わせて、大増税路線をストップさせよう」と訴えながら増税中止の署名を呼びかけると、道行く人たちが次つぎに応じました。

消費税増税 怒り心頭

各界連・なくす会の抗議宣伝に反響

少ない年金から… 91歳の私に働けと 音楽活動に困る

 消費税廃止各界連絡会と消費税をなくす全国の会が24日、東京都内でおこなった街頭宣伝では、消費税増税への怒りの声がたくさん寄せられました。

 とげぬき地蔵の最寄り駅、巣鴨駅前では、年金を引き下げられた高齢者から「8%への増税で負担が一気に重くなった。安倍首相は、消費税を下げろ、年金を上げろ」との声が。「家計が苦しくなった」にシールを貼った女性(75)=葛飾区=は「私と夫の年金は削られ、息子の給料は増えないのに支出は増えていく一方です。もうこれ以上節約できない。10%になったら、どうなってしまうのか」と話しました。

 ビラを受け取り、「頑張ってくださいね」と会員を激励していた男性(68)=相模原市=は「安倍首相は、支持率が高いからと調子に乗ってやりたい放題じゃないか。年金を減らし、消費税を上げておいて、大企業に減税なんてふざけている」と語りました。

 「年金は減ってばっかりなのよ」と話したのは、手さげ袋を手にした北区の女性(83)。「少ない年金から取られる介護保険料は上がりっぱなし。これで10%になったら生活できない」と「家計が苦しくなった」にシールを貼りました。

 板橋区の女性(79)は「5%は我慢していたけど、8%になって負担感が強くなった。本当に困る」といってシールを貼りました。つえをついてシールを貼った91歳の女性=文京区=も、「収入がないのに、消費税を増税するなんて信じられない。安倍首相はこの年になって働けというのか。働き先だってないでしょう」。

 「怒り心頭です」といいながらシールを貼った女性(77)=埼玉県川越市=は、昨年8月、両ひざに人工の骨を入れる手術を受けました。「支出ばかりが増えている。このうえ、10%にしようなんて安倍首相は何を考えているのか。自民党に政治を託せない」

 都内有数のターミナル駅、新宿駅の西口では、消費税の増税中止を求める署名に若者や会社員が次つぎに応じました。

 フォークギターを担ぎ、音楽活動で生計を立てていると話す男性(19)=中野区=が署名。「たいしたことないと思っていたけど、実際に増税されて所得が減った。ライブやCDの値段は上げられないのに、仕入れの値段は上がっている。1300円の弦が、2000円になってしまった。増税はやめるべきだ」といいます。

 仕事で新宿にきた男性(54)=川崎市=は「アベノミクスというが、大企業優遇の政策だ。消費税の増税分を軍事予算の拡大にあてるなんてもってのほか。安倍首相に政治をまかせることはできない。批判の意思を表す行動をしたい」と話しました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって