2014年4月23日(水)
拡大「官邸前アクション」
公約破りのTPP合意許さない
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オバマ米大統領の来日を前にした22日、市民団体の実行委員会「STOP TPP官邸前アクション」の拡大行動が東京都千代田区の首相官邸前でおこなわれました。
雨の中北海道などから400人を超える人たちが参加し「オバマ大統領の来日土産に、公約破りのTPP合意をするなど、とんでもない」「暮らしを壊すTPPはいらない」と声をあげました。
TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会の醍醐聰・東大名誉教授、TPPに反対する弁護士ネットワークの中野和子事務局長、主婦連合会の山根香織会長らが呼びかけたものです。
醍醐さんは、安倍晋三内閣が情報公開の公約を破り、秘密交渉をしていると批判。日豪EPA(経済連携協定)でも国会決議に違反して牛肉や酪農品の大幅関税削減をしたことにふれ、「TPPの日米交渉ではさらに譲歩を迫られる。国会決議を破り、譲歩に譲歩を重ねるTPP交渉は、もうやめるべきだ」と訴えました。
日本共産党の紙智子、吉良よし子、田村智子各参院議員が参加し、「TPP断固阻止で頑張る」と連帯あいさつしました。