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2014年4月23日(水)

国会議員147人 靖国参拝

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 新藤義孝総務相が22日、靖国神社(東京・千代田区九段北)を参拝しました。新藤氏は12日にも参拝していますが、21日に始まった同神社の春季例大祭(23日まで)に合わせて再参拝したものです。

 これとは別に22日、自民、民主、維新、みんな、結いなど各党国会議員でつくる「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・尾辻秀久元参院副議長)のメンバー147人も同神社を集団参拝しました。衛藤晟一首相補佐官、西川京子文部科学副大臣、高木毅国土交通副大臣、井上信治環境副大臣ら安倍政権の関係者も集団参拝に参加。加藤勝信官房副長官も集団参拝とは別に参拝しました。

 参拝後、記者団の質問に新藤総務相は「参拝は私的行為」だとして、23日からのオバマ米大統領来日や日米首脳会談に「何ら影響を与えることはない」と発言。衛藤首相補佐官は「平和を祈念するということで、いろいろなことを言われる筋合いのものではない」と強弁しました。

 集団参拝した議員の各党の内訳は自民116人、民主3人、維新22人、みんな2人、結い2人、無所属2人。1989年以来の集団参拝の議員数は、昨年の春・秋の例大祭に続き3番目で、最多だった昨年の春季例大祭(168人)より21人減りました。

 この日の参拝は、前日までの安倍晋三首相や閣僚らによる同神社への祭具「真榊(まさかき)」奉納や参拝に続くもの。いずれも、過去の侵略戦争を「自存自衛のやむをえない戦争だった」「アジア解放のためだった」と美化する同神社の歴史観を肯定する宗教行為です。


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