2014年4月20日(日)
宮本氏 教委の機能強化訴え
廃止論に参考人懸念
|
教育委員会改悪法案について衆院文部科学委員会は18日、参考人質疑を行い、日本共産党の宮本岳志議員が質問しました。
東京都三鷹市教育委員長の貝ノ瀬滋氏は「教育の政治的中立性についてどう考えるか」との宮本氏の質問に「(首長が変わるたびに)コロコロと政策や方針が変われば、子どもたちが迷惑を受ける」と述べ、教育委員会「廃止論」に懸念を示しました。
宮本氏は「歴代の自民党政権が、日の丸・君が代や全国学力テストを学校現場に押し付け自主性を奪ってきたことにより、教育委員会が本来の機能を十分に発揮できていない」と指摘。千葉大学の新藤宗幸名誉教授は「まさにそうだ」と述べ、教育現場の主体性を尊重した教育行政こそ重要だと主張しました。