2014年4月11日(金)
大幅賃上げ、増税路線ストップ
春闘中央行動
2014年春闘に勝利して大幅賃上げを柱とする要求を前進させようと10日、全労連、国民春闘共闘委員会、東京春闘共闘会議が東京都内で中央行動を実施しました。
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9日の第2次回答指定日を受け、第2波全国統一行動として実施されました。厚生労働省への要請や厚労省前行動、国会請願デモ、議員要請などが終日おこなわれ、約1000人が参加しました。
今春闘では、すべての労働者の大幅賃上げの実現や、「正社員ゼロ」をまねく労働者派遣法改悪などを許さないたたかいをすすめています。消費税増税に対する怒りを結集し、増税路線の転換を求めています。
参院議員会館で開かれた集会であいさつした大黒作治代表幹事(全労連議長)は、物価上昇に賃金が追い付かないなかで消費税増税がのしかかるもとで、「粘り強い賃上げの要求が必要だ」と強調。労働者派遣法改悪や集団的自衛権行使を許さないたたかいと結んで、「暴走政治ストップの大きなうねりをつくろう」と呼びかけました。
厚労省前行動で生協労連の清岡弘一書記次長は、「全国一律で時給1000円以上の最低賃金がまったなしで求められている。雇用の原則は均等待遇と無期雇用だ」と発言。JMIU(全日本金属情報機器労働組合)東京北部地協の菊池勝彦議長は、時間外割増賃金や慶弔休暇制度などで均等待遇につながる成果をかちとった、と報告しました。
元日弁連会長の宇都宮健児弁護士が厚労省前行動で、日本共産党の小池晃副委員長が集会であいさつしました。