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2014年4月6日(日)

囲碁第39期新人王戦

32人が本戦出場

志田・一力 最後のチャンス

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写真:(左上から時計回りに)志田達哉七段、一力遼七段、謝依旻女流二冠、奥田あや三段

 しんぶん赤旗主催の囲碁公式戦、第39期新人王戦本戦は3日に1回戦が終わりました。優勝候補、2人の女流、初出場の棋士らが勝ち上がり、10日から始まる2回戦以降の対局が楽しみです。

 新人王戦は25歳以下、六段以下の若手棋士によるトーナメントです。今期は前期準優勝の余正麒七段(関西棋院)が新人王戦“卒業”となったため、例年より1人少ない32人(日本棋院24人、関西棋院8人)が本戦に出場しました。

 優勝候補とみられる志田達哉七段(24)、一力遼七段(16)は順調に1回戦を突破しました。ともに七段に昇段したため、今期が最後のチャンスとなります。

 3人本戦入りした女流のうち、謝依旻女流名人・女流棋聖(24)、奥田あや三段(25)が2回戦進出を果たしました。今後のたたかいが注目されます。

 初出場の許家元二段(16)は1回戦で田尻悠人四段(23)を破って2回戦に進出しました。

 関西棋院では佐田篤史二段(18)が唯一、勝ち上がっています。2度目の本戦で初の2回戦進出です。

図:囲碁第39期新人王戦本戦トーナメント表

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