2014年4月1日(火)
消費税8% 「推進勢力許さん」 新宿で宣伝
日本共産党が声明 全文
安倍晋三自公政権は1日、消費税率を8%に引き上げる大増税を強行しました。安倍政権は来年10月からの10%への増税をたくらんでいます。史上空前の大増税路線に国民の怒りは沸点に達しています。日本共産党は同日付で、「暮らしと経済を壊す消費税増税の強行に断固抗議する 大増税路線ストップ、暮らしを守るたたかいを発展させよう」とした声明を発表しました。31日には「消費税増税反対」の宣伝が全国各地で多彩に取り組まれました。
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東京・新宿駅前では、日本共産党の小池晃副委員長・参院議員、吉良よし子参院議員らが宣伝カーから、「消費税増税反対のたたかいとともに、国民の暮らしを守るたたかいを大きく広げよう」と訴えました。
小池氏は、安倍政権が、4月1日に8%への消費税増税を強行し、さらに来年10月に10%への連続増税を狙って暴走していると指摘。1997年に比べて年収が70万円も減っているサラリーマン世帯や、原材料の高騰に苦しむ中小業者の実態を挙げ、「暮らしも経済もこわす、消費税増税は絶対に許さない。この声をあげて、安倍政権の大増税路線を阻止しよう」と力を込めました。
小池氏が「庶民の怒りの声を政府に突きつけ、増税推進勢力に審判をくだそう」と訴えると、聴衆から拍手がわきおこりました。
吉良氏は、「国民の生活を無視した消費税増税は許さない。ましてや、10%なんてとんでもない。安倍政権の暴走をくいとめよう」とのべました。
日本共産党の植木こうじ都議、消費税廃止各界連絡会の勝部志郎事務局長、消費税をなくす全国の会の木口力事務局長が訴えました。
拍手をしながら演説を聞いていた男性(35)=葛飾区=は、「国民の反対を踏みにじって消費税増税を強行する安倍政権に怒りがわく。庶民の生活は苦しくなる一方なのに、大企業減税のため、消費税を10%に増税しようなんて冗談じゃない」と語りました。