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2014年3月31日(月)

きょうの潮流

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 花嵐(はなあらし)に見舞われた年度末の日本列島。薄紅色の桜の花びらが舞い、雨にぬれた白木蓮(はくもくれん)がしっとりとたたずんでいます。新年度を前にした荒天。何かを暗示しているのでしょうか▼くらしを直撃する消費税の増税。値上げラッシュに苦しめられ、5月には電気・ガス料金も大幅に引き上げられます。国政では安倍政権が日本を「戦争する国」にしようと突き進み、近隣諸国との関係は危うくなる一方です▼原発再稼働、雇用の破壊、社会保障の連続改悪…。わたしたちの人生や生活を脅かし、痛みつける自公政権の横暴は、いまやすべての分野にわたります。選挙で自民党に多数を与えた有権者も、こんなはずではなかったと後悔しているのでは▼しかし攻撃が増すほど、国民のたたかいも燃え上がります。風雨の日曜日。都心に「もうやめろ TPP交渉」の声がひびきました。これ以上交渉をつづければ政府は譲歩するばかり、食の安全や国の主権、いのちとくらしを守れ、と▼前日は教育への政治支配をつよめる安倍政権に対し、全国の教職員らが「子どもを守ろう」と銀座をパレード。その前の日には、2周年を迎えた原発ゼロを訴える官邸前行動が、ますます意気盛んに声をとどろかせました▼白木蓮の花言葉には「持続性」があります。きょうも各地で立ち上がり、声を上げる民の怒り。増税反対のたたかいもつづきます。TPP反対の集会では世界からも連帯のあいさつが交わされました。“手をつなごう、未来はわたしたちのもの”


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