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2014年3月30日(日)

改憲阻止へ 2000人集う

ギタリスト・映画監督も

新潟市

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(写真)会場いっぱいで熱気にあふれた県民の集い=29日、新潟市

 新潟県内の各界の多彩な16氏の呼びかけで、新潟市で29日、「第2回立憲主義と憲法9条をまもる新潟県民の集い」が開かれました。佐渡、上越、魚沼など県内各地から大型バスが仕立てられ、要員を含めた2000人が参加しました。

 集いは県憲法センターと護憲フォーラムにいがたが事務局を担い、幅広い共同で行われたもので、参加者らは9条を守る決意を固め合い、終了後はデモ行進しました。

 呼びかけ人のギタリスト・畠山徳雄さんの演奏で幕開け。呼びかけ人を代表して中村啓識元県仏教会会長が「9条は日本の宝だけでなく世界の宝、守り抜きましょう」と訴えました。

 同じく呼びかけ人の映画監督・小林茂氏が、戦争反対の詩を朗読。小池清彦加茂市長は「憲法が改正されれば米国の要求であちこちで自衛隊の派兵が起きる。だが平和憲法があればはねのけることができる。憲法を守る勢力を大きくしよう」と訴えました。

 講演した渡辺治一橋大学名誉教授は、改憲策動の歴史を解き明かしながら、戦争をする国・軍隊づくりのため、安倍政権が解釈改憲だけでなく、明文改憲まで画策していることを強調。改憲に立ち向かうための保守との共同、地域に根差した運動、対案を示した国民的共同の構築で必死に頑張り抜くことを訴えました。

 参加者から「何をどうしたらよいか分かった。安倍内閣の暴走をなんとしても止めるため、自分の周りに働きかけたい」との感想が寄せられました。


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