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2014年3月29日(土)

NHK予算案 参院でも6党反対

吉良議員 会長の辞職求める

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 NHKの2014年度予算案は28日、参院総務委員会で自民、公明、みんなの各党の賛成多数で承認されました。日本共産党、民主党、結いの党、日本維新の会、生活の党、社民党の6野党が反対、衆院に引き続き全会一致の承認ではありませんでした。同案は週明けの本会議にかけられます。

 日本共産党からは吉良よし子議員が討論に立ちました。吉良議員は「NHKが不偏不党の立場を貫くためにも、すべての会派によって支持されることが何より大切であり、その立場で慎重に検討してきた」と党の立場を説明。この点で籾井勝人会長の一連の言動は、健全な民主主義の発達や政府からの独立を旨とする放送法の趣旨の「不理解を示すもの」と指摘し、予算案に反対しました。

 委員会で吉良議員は3月7日のドイツ紙「フランクフルター・アルゲマイネ」に、NHKについて「外国の報道人たちはちゃかして『安倍テレビ』と呼んでいる」という記事があると紹介。「国会で『自分の考えを取り消したわけではない』と言い募る籾井氏では(こうした報道は)払しょくできない」として改めて辞職を求めました。

 籾井氏は「個人的見解を番組に反映させることはない」「放送法に基づいた放送をする」と繰り返し、辞職を拒否しました。


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