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2014年3月28日(金)

世界を広い視野で

高校生と国会議員が討論

山下・宮本・辰巳氏参加

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(写真)「僕らの一歩が日本を変える高校生100人×国会議員」であいさつする山下芳生書記局長=27日、参院議員会館

 高校生100人が国会議員と討論するイベント「高校生100人×国会議員vol.4」が27日、国会内で開かれ、日本共産党から山下芳生書記局長(参院議員)、宮本岳志衆院議員、辰巳孝太郎参院議員が参加しました。

 イベントを主催した「僕らの一歩が日本を変える。」の女子高生(18)=4月に大学に進学=が、「議論をして知識を得るだけでなく、日本の社会や世界をどんなふうに変えていきたいか、みんなで考えていきましょう」とあいさつ。各党代表が高校生へメッセージを送りました。

 高校生に「世界を広い視野で見てみよう」と呼びかけた山下書記局長は、国と国の紛争解決の手段として、東南アジア諸国連合(ASEAN)を中心に結ばれた東南アジア友好協力条約(TAC)が世界57カ国、51億人にも広がっていると紹介。「軍事力による抑止という古い考えから抜け出し、対話と信頼醸成で紛争を解決する平和的安全保障とも言うべき新しい考え方が世界に広がっている。若い皆さんにはこのことをしっかり見て、日本の進むべき進路を考えてもらいたい」と話しました。

 高校生らは10のグループに分かれ、18歳成人や教育の問題、スポーツ振興策やスポーツのあり方などのテーマごとに討論しました。

 キャリア教育をテーマとしたグループで討論に参加した女子高生=高2、宮城県=は「私たち高校生が地域の人たちと連携することで教育のあり方も変えていけるといったことが話し合われました。こういう企画に参加できるのは貴重なことです」と語りました。

 高校生と国会議員が気軽に話せる昼食会も開かれ、宮本議員と辰巳議員が参加。宮本議員と一緒に食事をした高2=大阪府=は、「普段聞けないような質問もできて良かった。すごく優しく話をしてもらいました」と語りました。


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