2014年3月27日(木)
福島第1原発 作業員を激励
果物や入浴剤“ありがとう”
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放射能汚染水の漏えいなど深刻な原発事故の収束・廃炉作業と格闘が続く東電福島第1原発で働く作業員を励ます取り組みが26日、作業拠点の福島県双葉郡楢葉町のJビレッジで行われました。
いわき市などの住民有志でつくる「原発労働者を励ます会」のメンバーら6人が3000本のバナナや甘夏、入浴剤を「お疲れさま。私たちの安全・安心のために頑張ってください」と言葉をかけて手渡しました。
入浴剤は、今回初めて参加した郡山のNPO法人「ブラストビート」が「原発労働者への“ありがとう”を増やしたい」と音楽と講演のイベントで訴えた募金で購入しました。
いわき市内で家族と暮らしている作業員はフルーツ系の入浴剤を手に「子どもと一緒に入る。ありがとう」と表情を和らげます。
激励は、日本共産党の渡辺博之いわき市議がよびかけ、昨年10月から今回で4回目。愛媛大学学生有志、熊本県生産者グループ、東京都学校生協、浜通り医療生協などが寄付金や果物を寄せ、支援の輪が広がっています。