2014年3月26日(水)
輝け命 4・24 国会包囲
医療・介護改悪ストップ 医師ら呼びかけ
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患者の病院追い出しと軽度者の介護保険外しなどをすすめる医療・介護改悪法案をストップさせるため、4月24日、東京で「輝け!いのち 4・24ヒューマンチェーン(国会大包囲)」を行うことを、著名な医療・介護関係者が25日、参院議員会館で記者会見し、発表しました。
「呼びかけ人」として会見したのは、医療法人財団花の谷クリニック(千葉県南房総市)の伊藤真美院長、認知症の人と家族の会の勝田登志子副代表、日本赤十字看護大学の川島みどり客員教授、済生会栗橋病院(埼玉県久喜市)の本田宏院長補佐の各氏。
本田氏が「法案が通れば医療・介護現場は厳しくなり、国民の負担は増加する。貧困と格差が広がるなか医療や福祉、教育を充実させないと日本は崩壊してしまう。みんなで国会を包囲していきたい」とあいさつしました。
川島氏は「医療も介護も、働く人も受ける人も我慢しなさいという法案。重要な多くの内容を一括で決める法案は阻止したい」と決意を表明。伊藤氏は「原発再稼働や集団的自衛権の行使をおし進めるのと同じ暴力的手法で医療と介護の制度も動かそうとしている。医療と介護の受け手の格差を助長するもの」と批判しました。
勝田氏は結成35年の同会がはじめて、法案の内容に反対する署名や、市町村議会での意見書採択の要請に取り組んでいると紹介。「当事者団体としてだまっていられない」と語りました。
事務局は、医療・介護関係団体や医療機関・介護事業所、自治体などに幅広く賛同を呼びかけます。
輝け!いのち 4・24ヒューマンチェーン―国会大包囲
日時 4月24日(木)午後0時30分〜
場所 日比谷野外音楽堂(東京都千代田区日比谷公園1の5)と国会周辺
“輝け!いのち”市民大集会(日比谷野外音楽堂)のあと国会請願パレード、国会包囲ヒューマンチェーン。