2014年3月25日(火)
民意受け止め「大阪都」構想断念を
山下氏
日本共産党の山下芳生書記局長は24日の記者会見で、大阪市長選挙の結果と大阪都構想の今後について見解を問われ、「橋下徹氏が当選しましたが、過去最低の投票率で、得票数も半減しました。『出直し』市長選への市民の批判、『都』構想を見放す市民の意思が示されました。『都』構想はきっぱり断念すべきです」とのべました。
山下書記局長はこのなかで、市長選を通じて「二つの前進」があったと強調しました。一つは、政治的立場を超えて、「大阪都」ストップの共同が広がったことです。もう一つは、「大阪都」の本質と害悪が広く議論され、幻想を乗り越える流れができたことです。
山下氏は「わが党は、引き続き『大阪都』ストップ、維新政治ノーの共同の発展のために全力を尽くすとともに、巨大開発優先の税金の使い方を改め、市民の暮らしと中小企業を応援する本当の改革に向けて奮闘する決意です」と語りました。