2014年3月22日(土)
解釈改憲反対へ署名
戦争をさせない1000人委確認
東京で出発集会 笠井氏あいさつ
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安倍晋三政権による集団的自衛権の行使容認や「戦争する国づくり」に反対する「戦争をさせない1000人委員会」は20日、東京・日比谷野外音楽堂で出発集会を開きました。4000人(主催者発表)が参加。解釈改憲による集団的自衛権の行使容認に反対する全国署名に取り組むことなどを確認しました。
呼びかけ人の山内敏弘・一橋大学名誉教授(憲法学)は、解釈改憲による集団的自衛権行使の容認は「憲法の立憲主義、平和主義を根底から破壊するものだ」と批判。「集団的自衛権は大国による他国への侵略戦争のために使われてきた。日本の自衛とは無縁のものだ」と述べました。
イラクに派兵されて、米軍車両にはねられ、後遺症に苦しみながら、国に賠償を求めている元航空自衛隊員の池田頼将さんは「集団的自衛権を認めれば、自衛隊員から犠牲者が出る。そんなことは許せない」と訴えました。
日本共産党、民主党、生活の党、社民党の国会議員があいさつ。
日本共産党の笠井亮衆院議員は「再び戦争する国への道を許さず、憲法を守り生かすため、ともに頑張りましょう」と呼びかけました。