2014年3月14日(金)
消費税増税ノー 各地で
国民大行動 「くらし・営業・雇用守れ」36万人
4月から狙われる消費税増税の中止をはじめ国民の諸要求を掲げ、「くらし、営業、雇用守れ 国民大行動」が13日、列島各地で展開され、36万人以上が参加しました。ストライキや宣伝行動と集会、デモなど多彩な行動です。午後4時すぎからの安倍晋三政権の「暴走やめさせよう! 官邸前行動」には、大雨を突いて100人以上が参加。「ストップ 増税」の黄色いステッカーを持って「大幅賃上げで景気回復を図れ」「軍事費削って暮らしに回せ」と首相官邸に向かって元気よくコールしました。
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国民大行動は、全労連議長と、新日本婦人の会(新婦人)、全国商工団体連合会(全商連)、全国保険医団体連合会(保団連)、全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)、農民運動全国連合会(農民連)の各会長が共同して呼びかけました。
国民大行動に呼応した第45回「重税反対全国統一行動」は580カ所、14万人が参加しました。「重税反対全国統一行動中央各界代表者集会」が衆院第1議員会館で開かれました。あいさつした全商連の国分稔会長は「消費税8%への引き上げ強行を断固許さない」と強調。「消費税大増税に反対し、草の根から重税反対を大きくアピールしよう」と訴えました。各界代表が「最後まで消費税増税の道理のなさを語り中止を迫る」(新婦人)、「社会保障改悪反対の運動をすすめる」(中央社会保障推進協議会)との決意を語りました。
働く人たちは、2014年春闘でベースアップ(ベア)を実現する回答を引き出そうと、各地で労働組合員が奮闘。日本医療労働組合連合会(日本医労連)に加盟する60以上の単組・支部がストライキを実施。NTT社員でつくる通信産業労働組合が全国113事業所でストライキに入りました。
賃上げで景気回復 大阪総行動
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「たたかいとろう大幅賃上げ、くいとめよう憲法改悪、許すな雇用・くらしの破壊、暴走政治にストップを」―。中小業者や農民、医療、女性、労働者が共同した「春闘勝利!くらし守れ!3・13大阪総行動」が13日、行われました。約2万人が参加し、集会やデモ、早朝宣伝、自治体への申し入れなどの行動を繰り広げました。
大阪春闘共闘委員会と大阪労連が開いた大阪市北区での大阪春闘総決起集会には、激しい雨をついて、900人が参加しました。
川辺和宏春闘共闘委員会代表委員(大阪労連議長)があいさつ。「大手の企業で『ベースアップ回答』が示されたが、非正規労働者の雇用確保、処遇改善は示されていない。大阪経済を立て直すためにも春闘をたたかおう」と呼びかけました。
大阪商工団体連合会の三谷信雄会長が「世界中で税金をあげて景気回復した国はない。みなさんと固く団結して消費税増税中止に全力で頑張ります」と連帯あいさつしました。
集会後、「賃上げで景気回復をはかれ」と唱和しながらデモ行進しました。