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2014年3月10日(月)

出直し大阪市長選告示

よくする会 “大義も道理もない”

橋下氏立候補

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 「大阪都」構想が破たん、行き詰まった橋下徹前大阪市長が引き起こした「出直し市長選」が9日告示(23日投票)されました。大阪維新の会代表の橋下氏(44)のほか無所属新人3氏が立候補しました。

 日本共産党も参加する大阪市をよくする会は、「大阪都」構想ストップ、維新政治ノーの共同を大切にする立場から「独自候補」を擁立しませんでした。自民党、民主党、公明党は「出直し選挙に大義はない」として候補者擁立を見送りました。

 同日、大阪市をよくする会と明るい民主大阪府政をつくる会の両事務局長が連名で声明を発表。堺市長選、岸和田市長選での維新の敗北など、維新政治と住民との矛盾が広がり、「都」構想の設計図をつくる「法定協」が行き詰まるなかでの大義も道理もない選挙だと指摘。選挙中も含め「大阪都」ストップ、維新政治ノーの攻勢的な運動を行っていくとしています。

 橋下氏は第一声で、「都」構想で大阪市を廃止・分割するにもかかわらず「バラバラにしない。5つにまとめるだけ」などとごまかしました。

 各紙の世論調査でも「出直し市長選」を「評価せず」が6割以上です。市民からは「なんで議会でちゃんと話しあわんの」「6億円つかって選挙なんてムダ遣い」などの批判の声が寄せられています。


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