2014年3月5日(水)
原発の町で議席回復
福井・美浜町議選 河本さん無投票当選
![]() (写真)訴える河本たけしさん |
関西電力の老朽原発3基が立地する福井県美浜町で4日、町議選(定数14、2減)が告示され、定数と同数の立候補で無投票となり、日本共産党の河本たけし氏(36)=新=が初当選をはたしました。
原発を「重要な電源」と位置付けて再稼働に突き進もうとする安倍自民党政権に対して、「即時原発ゼロ」「美浜原発の廃炉」を掲げて、立地自治体から自共対決に挑み見事議席を獲得しました。
県内の原発立地4市町の中で唯一党議席が空白だった同町で、11年ぶりの議席回復となりました。パナソニックの「派遣切り」に対して裁判でたたかってきた河本氏は、関電の影響力が強い同町で「原発に頼らないまちづくりを」と精力的に訴え、共感を広げました。
議会新分野は次の通りです。(カッコ内は前回との比較)
▽共1(0)無13(16)定数2減、議席占有率7・14%(0・00%)
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