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2014年3月2日(日)

宗教者が平和運動交流

静岡・焼津 宗平協が集会開く

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(写真)墓前祭の歴史について語る鈴木氏(右)=2月28日、静岡県焼津市

 日本宗教者平和協議会(宗平協)は2月28日、静岡県焼津市で「被災60年 3・1ビキニデー 宗教者平和運動交流集会」を開きました。

 宗教研究者の日隈威徳氏が「50年を迎えた墓前祭の歴史と伝統、今日的意義」と題して講演。「原水爆禁止運動の統一を願い、さまざまな分断・妨害を排除して、宗平協主催で『久保山愛吉墓前祭』を開いてきた」と墓前祭の歴史と意義を紹介しました。

 日隈氏は、「部分的核実験禁止条約」への支持押し付けで分断が持ち込まれるなか、宗教者が「折鶴行脚」(1964年)など「分裂の危機を乗り越える活動に懸命に努力してきた」と指摘。「非宗教者、他階層の人びととの共同の発展は、宗平協にしかできない道だ」と述べました。

 鈴木徹衆宗平協前理事長が、警察当局の干渉や分断、妨害に抗して成功させた第1回墓前祭について証言。「墓前祭は単なる式典ではなく、ビキニデー運動を担い、原水爆禁止運動と一体の行動だ」と強調しました。

 2015年の核不拡散条約(NPT)再検討会議へ向け、核兵器廃絶をめざす運動を広げるため、被爆国の宗教者としての役割を果たそうと呼びかけるアピールを採択しました。


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