2014年3月1日(土)
島発展に基地いらぬ
沖縄 石垣市長選大接戦 あす投票
おおはま候補 大奮闘
安倍政権の狙う「国境の島」への軍事強化が大きな争点となっている沖縄県石垣市長選は、大接戦のまま2日に投票日を迎えます。「島の発展に軍事基地はいらない」と訴える前市長の、おおはま長照候補(66)は、市政奪還へ力の限り奮闘しています。
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おおはま後援会は選挙戦最終盤、「現職陣営を上回る気概で取り組み、3日攻防で抜け出そう」と電話作戦に全力を挙げています。
現職陣営は、防衛省が石垣島への自衛隊の新たな部隊配備を検討しているとの報道に、「絶対に基地は誘致しません」などと必死に連呼、危機感を強めています。
現職応援には、名護市辺野古への新基地建設推進に公約を投げ捨てた自民党国会議員のほか、政府・自民党本部が国政選挙並みの全面支援で石破茂幹事長、小泉進次郎政務官を相次ぎ投入。26日に石垣入りした小泉氏は「フィフティーフィフティー(五分五分)だ。どっちが勝つか分からない」とのべ、組織戦強化で引き締めをはかっています。期日前投票に動員をかけ、2日間を残した27日時点で、投票数は6689に上り、前回同日比で約1500増です。
最終日、おおはま氏の応援には、辺野古新基地阻止を訴え歴史的勝利を果たした稲嶺進名護市長が駆け付け、最後の最後まで、おおはま氏の必勝を訴えます。